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 早坂暁先生は言わずと知れた最高の脚本家でした。代表作は「ユタと不思議な仲間たち」「夢千代日記」「花へんろ」「ダウンタウン・ヒーローズ」「天下御免」「天下堂々」と数に限りがありません。1994年に紫綬褒章、2000年には旭日小綬章を受賞されています。

 随筆春秋では第3号から第19号までご指導頂いていましたが、ご多忙のため一時離れておいででした。高木凛先生のご尽力により、また第48号から復帰して頂くことができたと喜んでいた矢先、平成29年12月16日、享年88歳で急逝なさいました。
ちなみに「随筆春秋」の題字は早坂先生の筆によるものです。



 早坂先生は随筆春秋の設立の主旨に共感して下さり 「随筆春秋という名前は良いねえ。でも題字の筆跡が良くないねえ」とおっしゃって、自らしたためて下さいました。まさに随筆春秋の恩人のお一人でした。





 


早坂先生 掲載作品一覧
号数
作品名
冒頭部分
火の風
風をカメラで捉えるのは、思った以上に難しい。
猫の挨拶
太郎が姿を見せなくなって、もう半月もたつ。
コウソク三人男
好色三人男ではない。コウソク三人男である。
ふるさと俳句
高浜虚子「私は平凡が好きで、記憶に上ってくるところのものは…」
ロングサイズ
十二月になると、ひと月がまるで半月もないように思えてくる。
二つの捕虜収容所
坂東収容所。どういうわけか、日本人はベートーベンの第九交響曲が
天上大風
良寛さんの書は人気があって、新潟に行くと、土産物店の扇子や、
10
休載

11
泣き売
私が四国の町から東京に出てきたのは昭和27年だった。
12
偽せ物
長崎から電話があった。「早坂……暁さんですか」
13
壷中の町
父が死んだ。母の時と同様、親不幸の私は臨終に間に合わず、
14
カポネの遺言
意外と小柄なギャングのボスは、故郷イタリアのメッシュの靴に…
15
京のトンビ
隣家の娘さんがトンビを一羽買ってきた。
16
遍路みち
私は産まれおちても、満足に泣き声もあげられない赤ン坊であった。
17
月(ルナ)の愛
「私は名古屋の大学に入って、アパートに住んでいました」
18
田舎天才
田舎天才は、いつも悲しい。ある夏の終わりに石川啄木の故郷、
19
ホマエダ英五郎
ホマエの話しで恐縮である。しかし郷里を出てから何十年となるが、


前期1995年〜2003年  後期2017年〜
48
赤サギ
赤サギといっても、優雅な鳥の鷺のことではない。犯罪の詐欺のことである。
49











早坂先生、長い間ご指導ありがとうございました。上記の作品に出て来る高浜虚子は私の曾祖父の幼馴染で親友でした。松山藩の屋敷から北条に帰農するまでの間、ずっとお隣同士だったのです。そんな話がしたかったです。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。



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